【略歴】
卒業校 北海道札幌南高校を経て、北海道大学医学部を卒業
研修歴 北海道大学精神医学教室入局後、市立釧路総合病院(精神神経科)、国立十勝療養所(精神神経科)にて研修
勤務歴 市立稚内病院(精神神経科医長、稚内木馬館理事を兼任)、麻生メンタルクリニック副院長、富田病院副院長・院長を経て、2000年5月に開業
今まで道内各地の病院で勤務してきました。特に稚内病院勤務時代(1983年〜1994年)には、利尻島・礼文島や宗谷管内および北部留萌管内への往診を含む、各年齢層・各疾患の幅広いかつ積極的・行動的な診療を行うととも、児童相談所嘱託医、稚内市の老人デイサービス事業顧問医、稚内・手塩両保健所嘱託医、障害者(精神・知的・身体・内部の各障害者)の福祉施設を開設・運営する木馬館にも関わってきました。

木馬館運動というのは、1986年にオープンした「稚内障害者共同作業所『手作り工房』」を皮切りに、「知的障害者通所授産施設『稚内木馬館』」「精神障害者通所授産施設『稚内第二木馬館』」「共同施設『メゾン木馬館’92』」「グループホーム『メゾン木馬館’95』」等々の施設を市民の手で、あるいは稚内市や道の協力を得て作るとともに、木馬館を応援する市民の団体「木馬館応援団」等の市民を巻き込んだ一連の活動を指します。
五稜郭メンタルクリニックについて
五稜郭メンタルクリニックは、心療内科・精神科・神経内科のクリニックです。当クリニックでは「癒しの場」にふさわしいアットホームな雰囲気作りに工夫を凝らし、スタッフが私服で勤務していることも、特徴の一つと思います。

私のこれまでの経験を生かして、地域の医療・福祉に貢献していきたいと考えております。そのためには診察室での診察だけではなく、カウンセリング・精神科デイケア・訪問看護などのスタッフの充実をはかり、薬物療法だけに頼らず色々な側面から、心の病気や神経疾患にアプローチしていくためのクリニックを作りました。もちろん、神経内科領域の病気の診断に欠かせないCT装置や脳波検査装置なども備えています。